思考を放棄した僕

じいちゃんからの手紙をザッと流し読みした僕は、幼いころ怖い思いをしたことを思い出していた。
広すぎるじいちゃんの家で迷子になったこと。
たった一人であの家を探検するのは怖すぎるんだ。

もう僕は思考停止で眠ることにした。

明日も明後日も、じいちゃんの手紙を抱きしめて、行動もせずに眠るんだ。

それでいいんだ。

最初からやり直す

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